【講義】平安女学院大学でのインクルーシブ教育について
先日シルバーリボンジャパンの関西エリア統括、大阪在住の三良が、高槻市内にある平安女学院大学にて講義をした際のリポートをご紹介します。よろしければご覧ください。
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「R5年6月30日 平安女学院大学でのインクルーシブ教育について」
きっかけはひきこもり支援をするために出会った大学の先生に長女のこれまでの話をしたことで今回の講義が実現しました。
私の長女は当時小学3年生で様々な精神症状がでて、4年生で診断名がつきました。
幼すぎて医療機関ですら現状を信じていただけない状況でしたが、学校の先生方やお友達が丁寧に一緒に考えながら対応してくださったことで娘の笑顔が少しずつ増え、まさにインクルーシブの考えがもとになっていると感じ、その実体験をもとに平安女学院大学でインクルーシブ教育について講義をさせていただきました。
講義は40分くらい。
中学1年生になった当事者の長女も参加することになり、関係者と学生さん約70名あわせて80名ほどになりました。
保育士や教員を目指す方が多い大学で、長女の具体的な事例を話す中で皆さん私語がなくなり真剣に考えてくださっていると感じられる時間が何度もありました。
突然精神障がいを患った長女のことをお話できる機会をいただけて本当にありがたいと思います。
学生さんたちから講義後の感想を頂き、感じたり考えてもらえる機会になれた気がしています。
今後、当事者理解や対応を社会全体が知っていくことで、皆が生きやすい未来につながっていくと感じられた1日でした。