ここ最近は、有難いことに全国各地の自治体の方からお問い合わせをいただく機会が増えてきております。

広報物にシルバーリボンのロゴや説明文を使用したいとのお問い合わせが一番多いのですが、各自治体の精神保健医療福祉の普及啓発活動にシルバーリボン運動をご活用いただけるのは、私たちも大変嬉しく思います。

さて、来る10月10日の世界メンタルヘルスデーでは、シルバーライトアップにご協力いただける地方自治体がいくつもあります。

それに関する記者発表のタイミングは、各自治体によって異なりますが、発表がなされた自治体の情報を順次ご紹介させていただきます。

今回は千葉県にある「市川市」さんをご紹介させていただきます。以下のURLから、市川市さんのシルバーライトアップ情報をご参照ください。
https://www.city.ichikawa.lg.jp/wel05/0000436622.html

同市には、精神保健医療福祉の分野では皆さんご存知の地域精神保健福祉機構COMHBO（コンボ）さんの事務局があることでも有名です。

市川市さんがなぜ世界メンタルヘルスデーにシルバーライトアップをしてくれることになったかと言うと、地元家族会の「松の木会」さんがシルバーリボン運動に共感してくださり、家族会の立場から市川市に働きかけをしてくださったことがきっかけでした。

そこに市川市の福祉部 障がい者支援課さんもご尽力くださり、市川市では初めての試みが実現されることになりました。

シルバーリボン運動も、統合失調症の息子に対する偏見をなくすために立ち上がった一人の母親（家族）の行動がその始まりでした。

そして30年の時を経て、国境を越えて同じようにご家族の立場の方々の想いによって、市川市の市庁舎がシルバーに彩られることになります。

スティグマや厳しい状況に屈さないとの強い意志を帯びたシルバーの希望の光。

この度市川市のシルバーライトアップにご尽力いただいたすべての方々に、心よりお礼を申し上げます。

そして、シルバーリボン運動も、精神疾患（障がい）を抱える当事者の方はもちろん、ご家族にも寄り添った活動を展開してまいりたいと思います。

さいごに、「精神障がい者家族会 市川 松の木会」さんと「市川市 福祉部 障がい者支援課」さんに、改めて感謝を申し上げます。

松の木会さんのHP情報を、以下にご紹介させていただきます。

精神障がい者家族会 市川 松の木会
https://matunokikai.jimdofree.com/