シルバーリボン運動をご支援、ご賛同くださる皆さま

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

私たちシルバーリボンジャパンは、精神疾患に対するスティグマをなくし、メンタルヘルスへの正しい理解を促進するために、様々な普及啓発活動を行っております。

昨年は10月10日の世界メンタルヘルスデーに合わせて、東京タワーのシルバーライトアップをはじめ、全国20か所以上の施設でシルバーリボン運動のシンボルカラーとなるシルバーと、メンタルヘルスのイメージカラーとなるグリーンのライトアップを実施しました。また、厚生労働省にも協力いただき、メンタルヘルスへの社会的な認知を高める目的で、東京タワー館内で普及啓発イベントを開催しました。

その反響は大きく、多くの方々から私たちシルバーリボンジャパンに対し、温かい応援メッセージをいただきました。また、精神疾患のスティグマによって厳しい状況にある多くの方々の切実な声を聞かせていただくこともありました。

精神疾患はいつ誰が罹患しても不思議ではありません。また、比較的身近な疾患でもあります。自分には関係ないとの社会に蔓延る無関心、そしてそれに起因し古くから長らく社会に存在するスティグマ。

昨今インターネットが普及して、メンタルヘルスに関するあらゆる情報を入手することが容易にできるようになりましたが、反面、不正確な情報や、誤解や偏見をも助長するような情報がインターネット上で散見されます。

そのような状況を少しでも変えていくためには、協力者や賛同者の存在が必要不可欠となります。それ故、本年から私たちシルバーリボンジャパンは、サポーター会員を募集させていただく運びとなりました。

私たちシルバーリボンジャパンは、精神疾患を抱える当事者、家族、支援者（専門職）、学識者、法律家と、様々な立場のメンバーから構成されております。そしてそれぞれの立場からなる経験や知見を、普及啓発活動に活かしてまいります。

本年は前述した通り、新たな取り組みとしてサポーター会員の募集を開始させていただき、同時に新たな普及啓発プロジェクトが始動することになります。

そちらの詳細は、シルバーリボンジャパンのHPやメールからも改めてご案内させていただきます。

精神疾患に対するスティグマをなくし、メンタルヘルスへの正しい理解を促進するために、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

特定非営利活動法人シルバーリボンジャパン
代表　関　茂樹