お知らせ

イベント

RGAリインシュアランスカンパニー日本支店での講演

昨日は東京ミッドタウンにオフィスを構える「RGAリインシュアランスカンパニー日本支店(以下RGA社と表記)」の社員の皆さまに向けて、「シルバーリボン運動と普及啓発について」というテーマで講演させていただきました。

 

講演内容としては、精神疾患(障害)に対するスティグマの存在(本質)とそれを払拭する必要性やアプローチ方法となります。

 

この度は対面とリモートでのハイブリット開催でしたが、会場参加者、リモート参加者双方から積極的な質疑をいただくこともでき、大変有意義な時間となりました。

 

また、本国からはCSRのVice Presidentが来日されており、この度の講演を会場で直接聞いてくださいました。その後、別室でお話をする貴重な機会もいただきました。そして会話の中で、保険業界として精神疾患の患者に対する危険選択の見直しをしていく必要性にも言及していただきました。

 

それを聞いて、講演でもお伝えしたのですが、精神疾患は誰もがなり得る可能性があり、決して珍しい病気ではないこと。そして罹患した後にリカバリーしている人もたくさんいることを改めてお伝えさせていただき、上述の危険選択の見直しを前向きに検討していただきたいとお願いさせていただきました。

 

RGA社のような世界の保険業界に影響力を持つ企業が精神疾患(障害)のサポートやメンタルヘルスへの取り組みを促進してくれることになれば、そのインパクトは非常に大きいと思います。

 

精神疾患になると保険に加入するのが難しくなると耳にすることもありましたが、地道でも継続的にソーシャルアクションを行っていくことで、少しでも精神疾患(障害)の当事者・家族が置かれる状況が良い方に向かっていくことになれば、我々シルバーリボンジャパンとしても嬉しく思います。そして何よりそれこそが我々の活動(存在)意義となりますので。

 

この度ご依頼をいただきましたRGA社のCSRご担当者さまをはじめ、社員の皆さまに改めてお礼申し上げます。

 

文責:関